月122ドルの価値

AIで実装する人にとっては毎月の課金は悩ましいところ。

今日は私の支払い状況を書いてみる。

現在の私のメイン環境は、Claude Code のMaxプランである。

月額100ドル。

金額だけ聞くと高く感じる人もいるかもしれない。

実際、私も最初は少し躊躇した。

だが数か月使ってみた感想としては、「十分に元は取れている」というのが正直なところだ。

普段の業務でトークン不足になることはほとんどない。

もちろん、大規模なコード調査や複雑なリファクタリングを延々と続けていると制限に当たることはある。

しかし、多くの場合は数時間待てば回復する。

少なくとも、数日単位で仕事にならなくなるような状態には遭遇していない。

むしろ私が気にしているのは料金よりも「使えない時間」の方だ。

今やAIは検索エンジン以上に仕事へ組み込まれている。

設計の相談もする。

コードレビューも頼む。

技術調査もさせる。

ドキュメント作成も手伝わせる。

その状態で突然サービスが落ちると、想像以上に作業効率が落ちる。

そこで契約しているのがChatGPT Plusだ。

月額22ドル。

ChatGPT PlusにはCodexも含まれているため、結果的にCodexも利用している。

もちろん、Claudeが使えなくなった時のバックアップという意味もある。

だが、それだけではない。

ChatGPTにはChatGPTなりの価値がある。

コーディング以外の調べもの、文章の整理、アイデア出し、画像生成など、日常的に使う機会は意外と多い。

私の場合、ブログの構成を考えたり、英文の解釈を確認したり、雑多な疑問を投げたりすることも多い。

そのため感覚としては、

「Codexのために22ドル払っている」

というより、

「ChatGPT Plusを契約したらCodexも付いてきた」

に近い。

結果として、

合計122ドルの構成になっている。

決して安い金額ではない。

しかし、毎日のように使う仕事道具だと思えば、それほど高いとも感じない。

昔のエンジニアは数万円のIDEライセンスを購入したり、専門書を何冊も買ったりしていた。

それが今は、月額課金でAIアシスタントを雇う時代になっただけなのだろう。

結局のところ、重要なのはどのAIが最強かではない。

自分の仕事が止まらないことだ。

サーバーの世界では単一障害点を作るなと言われる。

私はその考え方をAIにも適用している。

昔の開発現場では、障害対策として予備サーバーを用意した。

今の私の開発現場では、障害対策として予備AIを用意している。

ClaudeとChatGPTの両方に課金している姿を見ると、少し贅沢に見えるかもしれない。

だが本人としては、サーバーを冗長化しているのと同じ感覚である。

もっとも、昔の予備サーバーは雑談の相手にはなってくれなかったが。