AI時代だからこそ、「知識」はますます重要になると思う
最近、「AIがあるから知識を覚える必要はない」という話をよく聞く。
分からないことはAIに聞けばいい。
確かにその通りだ。
私も毎日AIを使っているので、その便利さは誰よりも実感している。
でも、毎日使っているからこそ、逆のことも思うようになった。
AI時代だからこそ、人間の知識は今まで以上に重要になる。
きっかけは、ある作家のインタビューだった。
細かい言葉は忘れてしまったが、「AI時代だからこそ知識量が大事になる」という趣旨の話をしていた。
最初は「本当かな」と思った。
ところが、毎日AIと仕事をしていると、その意味がよく分かるようになった。
AIは本当に優秀だ。
誰が使っても、それなりに良い答えを返してくれる。
だからこそ問題もある。
普通に使うと、みんな同じような答えになる。
最近ネットの記事を読んでいて、「これAIだな」と思うことが増えた。
間違っているわけではない。
文章もきれいだ。
でも、どこかで読んだような内容ばかりで、あまり印象に残らない。
では、なぜ知識が重要なのか。
AIは、ネタがないと面白い仕事ができない。
歴史でもいい。本でもいい。海外の文化でも、自分の仕事で失敗した経験でもいい。
一見関係のない知識ほど、AIは意外な組み合わせを見つけてくれる。
逆に、人間の頭の中に何もなければ、「もっと面白くして」としか指示できない。当然、返ってくる文章もどこかで見たようなものになる。
実は、このブログもAIを使って書いている。
もちろん、「ブログを書いて」と丸投げしているわけではない。
話題を決めるのは私だし、「このニュースと昔の出来事を結び付けて」「外国人にも分かるように背景を補足して」と指示を出しているのも私である。
つまり、AIが文章を書いているように見えて、その材料になっているのは私の知識や経験だ。
だから私は、AI時代になっても本を読むし、ニュースを見るし、興味を持ったことはできるだけ調べる。
昔なら「こんな雑学、何の役に立つんだ」と思っていたことまで、今では全部AIのネタになる。
話題やネタは私が考える。
AIはそれを整理して文章にする。
ただし、最後のオチだけは、なるべく自分で考えるようにしている。
……もっとも、あまり面白くないオチだったら、「そこはAIが考えました」ということにしておいてほしい。