転職直後は気をつけよう、という話
転職直後って、実はかなり危険な時期だったりする。
「新しい会社!」 「新しい環境!」 みたいなキラキラした話もあるけど、現実には、
「この人、まだ立場弱いよね?」
という空気の中で、微妙な案件を押し付けられることが普通にある。
私は転職ではないが、昔、部署移動した直後に「めんどくさいお客さん」を担当させられたことがある。
今回は逆側の立場の話。
私は発注側で、相手は受託会社のPMさん。
最初は普通によかった。
要件を詰めて、 納期や規模感を調整して、 金額も合意して、 「いい感じで進みそうですね」 という空気だった。
ところが実装フェーズに入って、私はエンジニアなので、報告だけではなくソースコードで進捗確認をした。
すると。
全然できてない。
「あれ?これ進んでなくない?」
となって問い詰めたところ、PMさんが白状した。
転職したばかりで、社内でまともなエンジニアを付けてもらえていなかったらしい。
つまり、
- 人はいない
- 開発は進まない
- でも立場が弱いから断れない
- なので報告でごまかす
という状態。
当然、大問題になった。
私は上司へ報告。 法務も巻き込む話になった。
しかも、うちの会社のさらに先には、本当のお客さんがいる。 しかも世界中の誰でも知ってるレベルの会社。
謝罪とリカバリ対応が始まり、 最終的には、
- 設計
- PM
- 要員調達
- スケジュール立て直し
- 火消し
を私が全部やることになった。
そして普通にメンタルをやった。
この時に思った。
転職直後って、かなり危ない。
立場が弱い。 社内の人間関係もない。 評価もまだ固まってない。
だから、 「誰もやりたがらない案件」 が回ってくることがある。
もちろん全部の会社がそうではない。
でも、
- 異常に条件が悪い案件
- 人が突然消えた案件
- 長期間炎上してる案件
を最初に渡された場合は、 「あ、この会社こういう文化なのかも」 とは少し警戒した方がいい。
あと、これは発注側としても思うのだが、
「転職したてだから無理してでもYESと言う」
これ、本当に迷惑だからやめてほしい。
短期的には怒られなくても、 後で崩壊すると全員が不幸になる。
結局、プロジェクトって、 最後は「できませんでした」が一番ダメージ大きい。