神は細部に宿る。だから私はサムネの誤字がある動画を見ない
最近、YouTubeを見ているとAI解説動画が山ほど出てくる。
「Claude最新情報」 「ChatGPTの新機能」 「AIで年収1000万円」
テーマだけ見れば面白そうだ。
ところが、サムネイルを見た瞬間に閉じる動画がある。
誤字だ。
そうそうお目にかからないが、久しぶりに目撃した。
実例をあげると特定になるので書かないが、例えば
「Claude Cdoe」 「生成AI」が「生成愛」になっていたり。
そういうサムネイルの動画は、中身を見る前に閉じる。
たかが誤字くらいで神経質だと言われるかもしれない。
しかし私にとっては、そこで勝負は終わっている。
サムネは動画の表紙
本屋へ行って、表紙に誤字がある本を見つけたらどう思うだろう。
「中身も大丈夫か?」
そう思う人は少なくないはずだ。
動画も同じである。
サムネイルは単なる飾りではない。
最初に視聴者へ渡す名刺であり、表紙であり、プレゼン資料の1ページ目だ。
そこを間違えている。
すると私の頭の中では、勝手に裏側まで想像してしまう。
「誰も公開前に確認してないんだな」
と。
さらに、アウトラインまでは伝えて、あとは動画作成業者、もしくはAIに丸投げしてるな、まで見えてしまう。
AI解説なのに、そこを確認しない?
AIの話というのは、正確さが命である。
モデル名を間違えれば意味が変わる。
料金体系も毎月変わる。
APIもころころ変わる。
そんな世界の解説をしている人が、サムネイルの十数文字すら確認していない。
「じゃあ、本編も確認してないのでは?」
と思ってしまう。
もちろん、中身は素晴らしい動画なのかもしれない。
でも私はそこまでたどり着かない。
入口で帰ってしまう。
「味は同じ」は通用しない
「サムネイルの誤字くらい気にするな」
という人もいるかもしれない。
規格外野菜みたいなものだ、と。
しかし私は違うと思う。
野菜の形は自然が作る。
人間にはどうにもできない。
でもデジタルコンテンツは違う。
公開ボタンを押す前に30秒見直せば済む話である。
つまりサムネイル誤字は、
「確認していません」
というメッセージになってしまう。
これは品質ではなく、仕事の姿勢の問題だ。
私も気を付けないといけない
……と、ここまで偉そうに書いた。
もちろん私のブログにも誤字はある。
後から読み返して、
「あっ」
と思うことは何度もある。
なので、誤字をゼロにできるとは思っていない。
ただ、一つだけ違うと思っている。
私は誤字が見つかったら直すし、公開前にも一応読み返している。
それでも漏れる。
人間だから仕方がない。
でも、最初から確認する気がないのと、確認した上で漏れるのでは話が違う。
その差は、案外読者にも伝わるものだ。
神は細部に宿る
最近はAIのおかげで、文章も画像も動画も、驚くほど簡単に作れるようになった。
だからこそ最後に差が付くのは、細部なのだと思う。
誤字を一つ直す。
改行を一つ整える。
サムネをもう一度見返す。
AIがどれだけ進化しても、その30秒を惜しまない人のコンテンツのほうが、私は信用できる。
……もっとも、このブログも公開して30分後くらいに誤字を見つけて、こっそり修正している可能性がある。あまり偉そうなことは言えない。